2. 牛乳の値段が最も上がらなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の小売価格)

  1. 高知市 ▲2円(257円)
  2. 青森市 +20円(225円)
  3. 函館市 +21円(236円)
  4. 浦安市 +21円(240円)
  5. 富山市 +24円(271円)
  6. 津市 +25円(238円)
  7. 宇都宮市 +28円(247円)
  8. 西宮市 +29円(246円)
  9. 長岡市 +30円(211円)
  10. 伊丹市 +30円(247円)

なお、全都市の小売価格の平均は253円(2023年9月時点)、前年同月比では19%の伸びとなっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。

3. 牛乳の年間支出額はどれくらい伸びたか

牛乳に関する年間支出額は対前年同月比でどれほど伸びたのでしょうか?

2023年9月時点の小売価格をもとに、1週間に牛乳を1本消費した場合のシミュレーション結果を比較してみましょう。

<2023年9月時点の価格で1週間に1本の牛乳を消費した場合の年間支出額>

※2023年9月時点の小売価格をもとに計算した牛乳の年間支出額(前年同月からの金額の変動幅)

  1. 宮崎市:1万5080円(+2964円)
  2. 旭川市:1万5444円(+2912円)
  3. 福島市:1万5184円(+2912円)
  4. 大津市:1万3780円(+2912円)
  5. 今治市:1万5756円(+2808円)
  6. 佐賀市:1万3780円(+2808円)
  7. 佐世保市:1万3364円(+2808円)
  8. 福山市:1万3364円(+2652円)
  9. 宇部市:1万5028円(+2652円)
  10. 松山市:1万6848円(+2652円)

※1本×52週間で計算

1位の宮崎市では年間2964円の増加となっています。

1週間に2本なら5928円、3本なら8892円の増加です。

なお、令和4年における宮崎県の賃金は249.6万円です(出所:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」)。

1週間に1本の牛乳を消費した場合、賃金に占める年間支出額の割合は0.6%となります(小数点第三位を四捨五入)。