男性「平均年収600万円を超える業種」は5つ

令和4年の国税庁の調査に基づくと、男性に限ってみれば以下の業種が年収600万円を超えています。

なかでも、唯一平均が800万円を超えている金融・保険業や、業界の平均年齢が相対的に若い情報通信業などは、高い年収を得られるチャンスが多いと考えられます。

職業選びは年収だけではありませんが、高年収を目指してキャリア形成をしようと考えている方は、これらの業種に着目するとよいでしょう。

なお、低い方を見てみると「宿泊業、飲食サービス業」の平均年収が372万円と最も低く、男性の業種別では唯一の平均300万円台です。

女性「平均年収600万円を超える業種」はなし

続いて、女性に限定すると年収600万円を超える業種はありませんでした。以下の業種が女性において平均年収の高い上位3業種です。

男女の給与格差が依然として大きい実態が、浮き彫りとなっています。

とはいえ、上記の業種にて総合職での入社を実現したり、管理職に就いたりすれば平均を上回って高い年収を獲得できる可能性はあるでしょう。

ちなみに、女性の業種別の平均年収でも「宿泊業、飲食サービス業」が181万円で最も低くなっています。女性の業種別で見ると唯一平均年収が100万円台の業種です。