総務省統計局によると、70歳以上で働く人の割合は18.1%です。70歳以上の多くが仕事を辞めて老後生活を送っています。
では、老後生活を送る人が多い70歳代はどれくらい貯蓄があるのでしょうか。また、毎月の生活費や年金受給額はいくらなのでしょうか。
本記事では、70歳代「おひとりさま」のリアルな貯蓄実態や生活実態を紹介するので、参考にしてみてください。
70歳代おひとりさまの貯蓄額はいくらか
まずは、70歳代「おひとりさま」の平均貯蓄額を確認しましょう。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」によると、70歳代「おひとりさま」の貯蓄額の実態は以下のとおりです。
なお、貯蓄には貯金以外にも株式や投資信託、積立型保険商品などを含みます。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。