総務省統計局によると、70歳以上で働く人の割合は18.1%です。70歳以上の多くが仕事を辞めて老後生活を送っています。

では、老後生活を送る人が多い70歳代はどれくらい貯蓄があるのでしょうか。また、毎月の生活費や年金受給額はいくらなのでしょうか。

本記事では、70歳代「おひとりさま」のリアルな貯蓄実態や生活実態を紹介するので、参考にしてみてください。

70歳代おひとりさまの貯蓄額はいくらか

まずは、70歳代「おひとりさま」の平均貯蓄額を確認しましょう。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」によると、70歳代「おひとりさま」の貯蓄額の実態は以下のとおりです。

なお、貯蓄には貯金以外にも株式や投資信託、積立型保険商品などを含みます。