2017年12月19日、BMWグループは、2017年年初に掲げた「年内、グローバルで10万台以上の電気駆動車(EV車)を販売する」という目標を達成したと発表した。
同社は、2013年にピュアEVモデルであるBMW i3を導入して以来、すでに20万台以上のEV車をグローバルで販売しており、今後はプラグインハイブリッドモデルも含め、合計で25車種を取り揃えることを目指している。
ちなみに、2018年にはオープンタイプのプラグインハイブリッドスポーツカーBMW i8ロードスターを投入予定。また、2019年にはMINIのピュアEV、2020年にはBMW X3の電気駆動モデル、2021年には 自動運転車BMW iNextの量産モデルが販売される予定である。
なお、BMWグループは欧州のピュアEV車両およびプラグインハイブリッド車市場においてシェア約21%を確保し、競合他社を大きくリードしている。また、全販売台数に占める電動車の比率は6%に達し、欧州車の平均2%を上回る電動化率を誇っている。
18日にはトヨタ自動車(7203)が、EV車に対する取り組みを加速する考えを表明しているが、欧州メーカーも同様な動きを積極化させていることには注意が必要であろう。
LIMO編集部