2017年12月18日、大和ハウス工業(1925)は、働く母親(ワーママ)を対象とした「子供の家事参加」に関する意識と実態についての調査結果を発表した。

これによると、67.0%のワーママが子育てにストレスを感じている一方で、子供と家事を一緒にするワーママは、子供と一緒に家事をしないワーママより約15%も育児ストレスが軽減されているという結果が明らかになった。

また、子供と家事を一緒にするきっかけは「子供が『やりたい』といった」(50.8%)が最も多く、訪問調査した家庭の子供たちからも「ママと一緒にやると楽しい」という声があったという。

子供に家事を行うことを促すためには、仕事と同様に自主性を尊重し、「期待しすぎない、やらせる、褒める、できる環境与える、成功体験を増やすこと」などが重要であるようだ。

なお、大和ハウスでは、働くママの家事や暮らしの悩みを少しでも解消できるよう、「家事を分担するのではなく、家事をまるごと家族全員で『シェア』する」というコンセプトのもと、「名もなき家事」などの家事負担を軽減するための工夫やアイテムを盛り込んだ戸建住宅「家事シェアハウス」を提案している。

LIMO編集部