40歳代〜50歳代「おひとりさま」は手取りの何%貯蓄している?

前章にて40歳代〜50歳代「おひとりさま」世帯が、他の年代と比較するとあまり貯蓄できていない現状が分かりました。

では、就職氷河期世代にあたる40歳代〜50歳代「おひとりさま」は、手取りの何%を貯蓄しているのでしょうか。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、40歳代と50歳代の手取り収入からの貯蓄割合は下記の結果となりました。

40歳代・50歳代ともに「貯蓄しなかった」が割合の最も多くを占めており、40歳代では約3人に1人、50歳代では約2.5人に1人が日頃から貯蓄できていない現状がわかります。

「貯蓄をしなかった」に次いで多かったのは、40歳代・50歳代ともに「10~15%未満」であることから、収入の1割を目安に貯蓄をしている人も一定数いるようです。