50歳代「単身世帯」の貯蓄額は?

《平均・中央値》

平均1048万円・中央値53万円

  • 金融資産非保有:39.6%
  • 100万円未満:11.5%
  • 100万~200万円未満:5.5%
  • 200万~300万未満:4.4%
  • 300万~400万円未満:3.0%
  • 400万~500万円未満:1.9%
  • 500万~700万円未満:3.0%
  • 700万~1000万円未満:5.5%
  • 1000万~1500万円未満:4.6%
  • 1500万~2000万円未満:4.1%
  • 2000万~3000万円未満:4.1%
  • 3000万円以上:9.6%
  • 無回答:3.3%

また「貯蓄ゼロ」世帯が40歳代は35.8%、50歳代は39.6%と二人以上世帯より割合が高いこともわかります。

貯蓄に対する考え方は人それぞれですが、おひとりさまであれば、老後に向けてある程度の備えをしておくと安心です。

この統計結果でとくに気になるのが、40歳代・50歳代ともに中央値は53万円であり、それぞれ平均値と大きな開きがあること。

平均とは「全てのデータを足したあとにデータ数で割った値」。そのため極端に貯蓄額が多い人がいると、平均がその金額に寄る傾向があります。

一方で中央値は、対象となるデータを小さいまたは大きい順に並べ、中央にある値を指しており、より実態に近いとされています。

一般的な貯蓄額の実態を知りたい方は、中央値を参考にすると良いでしょう。