2. 寒さに負けない!植物の冬対策を紹介
防寒対策は、できる範囲内で簡単な対策を組み合わせると効果が高まります。誰でもカンタンに、無理なくできる対策を紹介しますので、庭の環境に応じてチャレンジしてみてください。
2.1 寒風の当たらない場所、日の当たる場所に移動する
植物を枯らさないためには、まずはよい環境に移動させるようにしましょう。当たり前のことですが、いちばんカンタンで効果的な方法です。暖かい場所で寒風の影響が少なければ、最低限の寒さ対策で済みます。
ただし、このような場所でも夜間は冷え込んだり、年明けの1~2月頃に急激に温度が下がる場合もあります。他の対策も組み合わせておくと、より安心です。
2.2 ダンボールの箱に入れる
鉢植えの防寒対策で簡単な方法のひとつです。地面からの冷気を防ぎ、横からの風も避けられるので、寒さによる植物へのダメージを防ぐことができます。
ダンボールの高さは、風避けを兼ねると高いほうが効果的ですが、日当たりも考慮する必要があります。鉢が覆われる程度の高さにして、地上部は寒冷紗で覆うなど、いくつかの方法を組み合わせるのもよいでしょう。
また、地面がコンクリートなどの場合は、下からの冷気が鉢の底面に伝わります。この場合は、下部にもう一枚ダンボールを敷くか、プチプチなどの緩衝材を下に敷くのもおすすめです。プラスチックトレーでも代用できます。
ダンボールは雨や雪に弱いのが難点です。雨や雪が降る日は軒下に移動させましょう。