2023年10月4日に厚生労働省が発表した「生活保護の被保険者調査」によると、2023年7月に生活保護を申請した件数は、前年同月比で+2.8%となりました。
新型コロナウイルスの影響は収まりつつあるものの、物価高によって依然生活が苦しいという世帯は増えているようです。
生活保護とは、「最低限度の生活」を保障するために設けられている公的扶助制度です。
さまざまな名目の支給がありますが、このうち「医療費」はかかった分を全て支給するという「現物支給」がなされています。
現状では医療券を使って受診する仕組みですが、今後はマイナンバーを使ったオンライン資格確認が導入されるようです。
くわしく見ていきましょう。