新NISAを活用して資産形成を始めよう
新NISAで注意すべきことを解説しましたが、新NISAは資産形成をおこなううえでおすすめの制度であることに間違いはありません。
例えば、20年間年利3%で積立投資を続けた場合の将来の資産額は以下のとおりです。
積立金額別の20年後の資産評価額
積立金額 20年後の資産評価額
- 月1万円 328万円
- 月2万円 657万円
- 月3万円 985万円
- 月5万円 1642万円
- 月7万円 2298万円
- 月10万円 3283万円
月10万円の積立投資を20年間続ければ、3000万円以上の資産を築けます。また、月3万円の積立投資でも、1000万円近い資産の用意が可能です。
2024年開始の新NISAを活用した資産形成を検討してみるのも良いでしょう。
参考資料
苛原 寛
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。