ニデック株式会社(旧:日本電産、東証プライム、6594、以下「同社」という)は、2023年10月23日、2024年5月期第2四半期連結決算(対象期間:2023年4月1日~2023年9月30日)を発表した。
産業・インフラ系需要の好調等により、売上高が上期として過去最高を更新した。
増収影響が大きく、各段階利益も過去最高益となり、当第2四半期連結決算は好調であった。
なお、同社の会計監査人であるPwC京都監査法人が、PwCあらた有限責任監査法人と合併することとなり、合併後は「PwC Japan有限責任監査法人」となることを発表した(こちらを参照)。
そのため、合併期日となる2023年12月1日より、同社の会計監査人はPwC Japan有限責任監査法人となる。
ニデック(旧:日本電産)の当第2四半期連結業績
家電需要の調整が継続、中国EV市場の台数成長率低下の一 方で、
- IT機器業界はボトムアウトの兆候
- グローバル自動車生産台数の回復
- 産業・インフラ系需要の好調
等により、売上高は前年同期比+2.6%の1兆1606億6200万円と過去最高を更新した。
また、原価改善効果により収益性も向上し、営業利益も前年同期比+20.1%の1157億8200万円と過去最高となった。
以上より、親会社の所有者に帰属する四半期純利益も前年同期比+22.4%の1060億8100万円と、最終利益も過去最高益となった。