5. 出汁の色が異なる「うどん」
給食の定番メニューのひとつであるうどん。
関西と関東では出汁の色が異なり、関西では薄口醤油を使うため透き通った色、関東では濃口醬油を使うぶん濃い色をしています。
また、出汁の風味も異なるのだとか。
関西の出汁は鰹節がメインで出汁の役割は風味付け程度、関東では鰹節・イリコ・煮干しといった魚介系と濃い醤油の味わいが合わさり、しっかりとした味付けになるそうです。
6. 関東や東海の一部地域でお馴染みの「ソフト麵」
ソフト麵とは、強力粉と食塩水でできたモチモチとした食感の麺類です。
正式名称は「ソフトスパゲッティ式めん」で、学校給食用の麵として開発されました。
実はこのソフト麵、関東や東海といった一部の地域以外ではほとんど馴染みのない給食メニューなのだとか。
関西だと、「ソフト麵」という名称すら知らない人もちらほら見かけますよ。
7. 関西の一部地域では見かけない!?「揚げパン」
おかわり争奪戦が発生するほどの大人気給食メニュー、揚げパン。
きな粉やココアパウダーをたっぷりまぶしており、粉をこぼしたり手や口周りを粉まみれにしたりしながら食べていたことを思い出します。
「とても美味しいし、全国区のメニューでしょ」と思いきや、関西では揚げパンが給食に出ないエリアがあるとのこと。
大人になって初めて揚げパンを口にする方も少なくないそうですよ。
学校の楽しみ、給食。あなたはどんなメニューが好きだった?
毎日違う料理を食べられる給食を、学校生活の楽しみにしていた方も多いでしょう。
地域ごとにメニューや味付けに違いがあって、とても興味深いですね。
あなたは子どものころ、どんなメニューが好きでしたか?
住んでいた地域や世代を問わず人気のものや、地域性を感じられるものがあると思うので、当時を思い出しながらぜひ周りの人との会話のネタにしてみてください!
参考資料
太田 彩子