おしゃれの天敵といえば、ニオイ。

タバコや食べ物など、外へ出れば気になるニオイはあちこちに。特に12月の忘年会シーズンはもはや不可避とも言えます。冬は洗いにくいアイテムを着ることが多いので、服好きにとってはそれが悩みの種。

そんな問題に立ち向かうべく、今回は気兼ねなく洗濯できるニットをご紹介。いい服を着ていても、一瞬でも嫌な匂いがしたらNG。安心して外出するために、ぜひチェックしてみてください。

風合い豊かな、あぜ編みニット

まずは、シンプルで丈夫で飽きがこない、そんなカットソーを目指す『STOCK』のコットンニットから。質の高いコットン素材をあぜ編みで仕上げた一枚は、生地の柔らかな表情が印象的。

ネック部分は控えめな長さに設定され、折り返すか伸ばすか、自分にあった着こなしを選べる点も嬉しいですね。今の気分に合ったゆったりサイズや、ステッチを極力表に出さないミニマルな作りも相まってヘビロテにも最適です。

「攻め」のリブ編みに一目惚れ

ヴィンテージとモダンが絶妙にミックスされた、ハイクオリティなアイテムを展開するニューヨーク発『O.N.S』のニット。斜めに入ったリブ編みが個性的な装いを演出します。

素材にはメリノウールを採用して肌触りはふっくらと、手入れも簡単に。シンプルなカラーリングはボトムスやアウターとの兼ね合いも良く、デザイン性と使い勝手のバランスがとにかく秀逸な一着です。

やりすぎないミリタリー感が◎

ミリタリーニットをアップデートさせた『GROUPIE』の一着。ディテールや色味は元ネタを踏襲し、肘パッチとショルダーパッチをふんわりとしたニットに切り替えることで柔らかな印象に仕上げています。

素材にはスポンジメリノを採用して、ライトで高品質な着心地を実現。ミリタリー好きのツボを押さえながらも、イカつさはゼロというバランスの良さも魅力的です。

さりげないカシミア混がキモ

キメ細かな32番双糸横網み素材を採用して、肌触りにとことんこだわった『HOSU』のニット。生地にはコットンをベースにカシミアが配合されており、柔らかさと高級感もバッチリです。

メイドインジャパンらしい質の高さとベーシックなルックスは、ビジカジから休日スタイルまで幅広く活躍。裾や袖のリブや、脇の切り返し部分の編み方を変えている点など、細部に見られるこだわりも注目したいところです。

NASA開発の機能素材をミックス

機能性にもこだわりたいなら、こちらもオススメ。メリノウールとNASA開発の素材「アウトラスト」のブレンド生地を使用したニットです。

天然素材ならではの肌触りをキープしながら伸縮性と体温調節機能も備えたニットの着心地は◎。さらに汗をかきやすい部分をメッシュニットに切り替えることでムレも防いだ、スポーツウェア顔負けの快適さ。洗濯後、すぐ乾くというのも冬には嬉しいポイントです。

着回し力バッチリな定番ニット

リラックス感あるシルエットが特徴の『FIRMUM』のニット。素材には先ほどと同じくメリノウールを採用し、天竺編みで編み上げることで、ライトで柔らかな生地感を作り出しています。

製品洗いを施しているのでウール特有のチクチク感は無く、縮む心配もなし。レイヤードをしやすいようアームは細めに作られ、保温性の高さから一枚でも着られるという着回し力の高さもGoodです。

あとがき

ガンガン洗えて、なおかつ使い勝手の良いニットばかりでしたね。ニオイが気になる場所へ行った後でも気持ちよくニットを着られるよう、アフターケアも見据えた服選びをしてみてください。

FACY