2.3 厚生年金の男女差の現状
厚生年金の受給額を男女別に整理すると、グラフではそれぞれボリュームゾーンが異なることがわかります。男女間の差
これは、厚生年金の受給額が現役時代の収入や勤続年数(厚生年金加入期間)によって決まることが影響していると考えられます。
特に女性に関しては、出産や育児をきっかけに働き方に変化が出るケースが多く、将来的な年金受給額が男性に比べて少なくなっていると考えられるでしょう。
3. 国民年金の年金月額も個人差があるのか
では、国民年金にも受給額に個人差があるのでしょうか。同様に厚生労働省の資料から見ていきましょう。
3.1 国民年金の平均月額
全体:5万6368円
- 男性:5万9013円
- 女性:5万4346円
平均月額は男女ともに5万円台となっています。