1人でいれば「結婚は?」といわれ、結婚すれば「子どもは?」といわれ、1人目を産めば「2人目は?」といわれる現代。これが3人産むと、世間の反応もまた変わってきます。

7歳、2歳、0歳の3兄妹がいる我が家。3人目を産み、世間が自分を見る目が、また自分が世間を見る目も変わりました。今回は子どもを3人もって変わった世界を5つほどご紹介します。

妊娠報告するも「うちは無理」

1人目と2人目の妊娠報告時、周囲からかけられる第一声はほぼ100%「おめでとう」でしょう。その後も「楽しみだね」「体に気を付けてね」などポジティブで気遣いのある言葉が続き、終始和やかなムードで会話は進みます。

ところが3人目となると、まず「えっ、3人目?」と驚かれます。その後も「大変だね」「頑張ってね…」とどこか空気の重い会話が繰り広げられ、「すごいね」と言われても引き気味な様子が伝わってきます。

気になったのが、半数以上の人に「うちは無理!」と言われたこと。それまで出ることのなかった、「うちの場合」が出てくるのも3人目ならでしょう。ただし90代のおばあちゃんにだけは「楽しみだね! 4人、5人もいいよー頑張りな」と言われました。

性別は聞かれない or やたら聞かれる

妊娠を報告すれば、次の主な話題は子どもの性別です。3人目となると聞かれない、もしくはやたら聞かれるのどちらかが多いようです。ちなみに男の子も女の子もいる家庭の場合、上2人のときほどは聞かれないようです。

筆者は上が2人とも男の子だったので、普段ほとんど会話しないママにも性別が判明するまで聞かれ続けました。

ただの大雑把が「3人のママだから」に変換

元々筆者は大雑把な性格です。充電コードがからまっていてもそのまま使いますし、今は冷えるので気にしますが、若い頃は七分袖も十分袖も同じ扱いで着ていました。

ただの大雑把が、3人目を産んだ後は何をしても「さすが、3人のママは肝が座っている」と言われるようになりました。

思えば1人目を妊娠した当初、元々ローヒールが好きなのに「妊娠したからヒールが低い」と言われたり、前から飲んでいたのに「妊娠したからグレープフルーツジュース飲む」と言われたもの。そんなもの、なのでしょう。

田舎では珍しくない