10月に入り、急に涼しくなってきましたね。つい最近まで冷房を使っていた家庭でも、暖房に切り替えが進む時期です。

昔から「暑さも寒さも彼岸まで」という言葉があるように、平均気温は違えど9月いっぱいは暑かったのかもしれませんね。

しかし、毎年めぐるこの季節も1年たてば「9月なのにまだ暑い」とつい思ってしまうものです。

このように1年1年を積み重ねていくことで、変わらないものもあれば変わるものもあります。

その例として、実は年金額も変動しているのをご存知でしょうか。

年金は2ヶ月に1回の支給であり、直近では10月13日に支払われました。しかし、10月には介護保険料等の特別徴収額が変更となり、年金の振込額が変更となった方もいるのです。

厚生年金と国民年金の受給額について、いま現在受給している方の受給額と、手取り額が変動する理由について解説していきます。

1. 国民年金と厚生年金の仕組みとは?2023年度の年金額の目安 

日本の年金制度は「2階建て」といわれており、国民年金と厚生年金の2種類で構成されています。それぞれの特徴は以下の通りとなってます。