象印マホービン（7965）の株を「1年前に買った人」のトータル・リターンはいくらか【配当金・株主優待・株価】（2023年10月13日終値ベース）株式投資の企業別年間リターン解説シリーズ

2023年の夏は記録的な猛暑でした。熱中症対策として、水筒を常時持ち運んでいた人も多かったことでしょう。

ECサイトでの水筒人気ランキングを見ると、象印マホービンの「水筒シームレスせん 480ml」が人気のようです。

今回は象印マホービン（7965）について、配当金や株主優待、株価もあわせた「1年前に100株を買った人の本当のリターン」を確認します。

※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数などすべて遡及修正して株価を調整しています。
※記事中で記載の株価はすべて終値となっています。

象印マホービン（7965）の直近決算（2023年11月期第3四半期決算）

象印マホービンは、2023年10月2日、2023年11月期第3四半期決算を発表しました。

となり、売上高は伸び悩びました。

利益面では、販管費の増加による影響が大きく、減益となりました。

象印マホービンの株式を1年前に買い、持ち続けたとすると、「2022年11月期の期末配当と2023年11月期中間配当」の計2回を受け取ることができます。

なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。

今回の検証では、以下のような想定となります。