パーソルテンプスタッフは派遣スタッフ等に投資や資産運用に関するアンケート調査を実施、1万4408人から得た回答をまとめ、2023年10月2日に公表しました。

アンケート結果から、多くの方が老後に備えるための資産運用に興味を持っている実態が浮かび上がっています。

本記事ではアンケート結果の詳細を紹介したうえで、資産運用のキホンを解説します。

1. 投資や資産運用に興味がある人の割合は78.2%

パーソルテンプスタッフが派遣スタッフ等1万4408人に「投資や資産運用に興味はありますか?」と尋ねたところ、78.2%が“ある”と回答しています。

また、「資産運用・投資を実施(検討)する際の目的として、もっとも当てはまるものは、次のうちどれですか?」という質問に対しては77.2%が「老後の備え」と回答しています。

老後2000万円問題に象徴されるように、老後資金は自分で築かなければならない時代となった今、老後に必要な資金を準備するための手段として資産運用を検討している方は多いようです。

2. 資産運用は2種類ある

では、資産運用とはそもそも何なのでしょうか?

ここからは資産運用のキホンを確認していきましょう。

資産運用とは金融商品の運用を通じてお金を効率的にふやしていくことです。

資産運用には「預貯金」と「投資」の2種類があります。

「預貯金」は貯めることを重視する場合に便利です(定期預金など)。

「投資」は逆にリスクをとりながらお金をふやしていく時に利用するとよいでしょう(株式など)。