4. 税負担を免除できるNISAやiDeCoの活用を
投資の利益には税金がかかります(20.315%)。
こうした税負担を免除したい方は税制優遇制度を利用しましょう。
4.1 新NISAとは
たとえば、2024年1月にスタートする新NISAは年間最大360万円の投資から得られる利益が半永久的に非課税となります。
4.2 iDeCoとは
iDeCoは毎月拠出する掛金で投資信託などを運用することで、老後資金を準備する私的年金です。
掛金は毎月5000円から設定でき、その全額が所得控除の対象となるため、所得税や住民税の軽減につながります。
また利益もNISA同様に非課税となります。
ただし、掛金および利益は60歳になるまで引き出せません。
NISAとiDeCoはライフスタイルや用意する資金の性質に応じて利用するようにしましょう。
参考資料
- テンプスタッフ「投資や資産形成に“関心あり”が78.2%、目的は“老後の備え” みんなの銀行テンプスタッフ支店 「はたらくサポートプログラム」のメニュー拡充」(PR TIMES)
- iDeCo公式サイト「iDeCo(イデコ)の特徴」
- 金融庁「新しいNISA」
久保田 雅大