2023年9月27日に国税庁が発表した「令和4年分民間給与実態統計調査結果」によると、2022年における給与所得者の平均年収は458万円です。
雇用形態別・年齢別・男女別・企業規模別に平均年収を深掘りして見ていきましょう。
平均年収は2年連続で上昇
平均年収は緩やかに上昇。2014年からの平均年収の推移は以下のとおりとなります。
平均年収の推移
- 2014年 421万円
- 2015年 423万円
- 2016年 425万円
- 2017年 434万円
- 2018年 439万円
- 2019年 438万円
- 2020年 435万円
- 2021年 446万円
- 2022年 458万円
8年間での平均年収の上昇額は37万円です。ただし、最近は物価も上昇しているため、平均年収の増加により生活が楽になったと感じる人は少ないかもしれません。
雇用形態別にみた平均年収はいくらか
2022年の平均年収は458万円ですが、人によって年収は大きく異なります。特に、雇用形態による年収の差は大きいです。正社員と正社員以外での平均年収を確認してみましょう。
2022年の正社員の平均年収は523万円、正社員以外のパートやアルバイトなどの平均年収は201万円となっていて、その差は322万円です。
日本で給与所得者(社長や個人事業主以外)としてある程度の年収をもらうには、正社員として働く必要があることがわかります。