建売住宅を購入して満足している点は?
後悔ポイントがあるように、ご夫婦には満足ポイントも多数あるそうです。具体的に見ていきましょう。
建売住宅で満足した点1:入居できるまでの期間が短い
「注文住宅と違って入居できるまでの期間が短いので、早く転居することができたのが良かったです」
建売住宅のほとんどは完成済または建築中に販売開始になるので、注文住宅よりも早く入居できるのもメリットのひとつです。
契約して住宅ローンを組めば、すぐにマイホームでの生活を始めることができます。
特に転勤や子供の入学などで住宅購入を急いでいる人にとっては、大きなメリットといえます。
建売住宅で満足した点2:庭が広い
「庭が広々としているので、趣味の家庭菜園を思う存分楽しむことができる点が良かったです」
建売住宅は地価が高い都市部になるほど庭が狭くなりがちですが、物件によっては広々とした敷地に建っていることがあります。
こうした物件に出会うことができれば、非常にお買い得といえるでしょう。
建売住宅で満足した点3:駐車場が広い
「駐車場が広いため、大きな車でも十分に駐車が可能なので満足しています」
建売住宅の駐車場事情は地域や不動産会社の考え方によって大きく異なります。
都心の駅近物件では軽自動車1台分の広さしかない物件がある一方で、郊外では車2台分の駐車スペースがあることも珍しくありません。
車を所有している場合には、購入前に必ず駐車場の面積を確認しておく必要があります。
建売住宅で満足した点4:生活するイメージがしやすかった
「キッチンや浴室といった気になる水回りを実際に見学してから購入することができたので、生活するイメージがしやすくて良かったです」
建売住宅のメリットのひとつが、物件を自分の目で確かめてから購入の可否を判断することができる点です。
注文住宅の場合には図面を見て判断するしかありませんが、建売住宅の場合は実際に建てられた物件を見て購入することができるので、「イメージが違った!」と後悔するリスクを減らすことができます。
建売住宅で満足した点5:価格を抑えることができた
「注文住宅を建てるよりも価格を抑えることができたので、予算の範囲内でマイホームを取得することができました」
建売住宅の最大のメリットは、注文住宅よりも安い価格で購入できる点といえます。
また安価だから必ずしも品質が低いというわけでもなく、大規模に土地を仕入れて同時期に販売する、建物の仕様を統一して同じ設備機器や建材を大量に安く仕入れるなどといった住宅会社の企業努力によるものです。
様々な企業努力により安価で住まいを購入できるようになることは、消費者にとって好ましいことといえるでしょう。
建売住宅の購入前に押さえておきたいポイントまとめ
建売住宅の最大のメリットは、お金や時間(住宅会社との打ち合わせや工事にかかる時間)を節約できる点といえます。
一方でデメリットも少なくないので、建売住宅を購入する際には購入後に後悔することがないよう、本記事を参考にしてメリットとデメリットを事前によく検討することが大切です。
参考資料
亀田 融