休眠預金はいつでも引き出し可能
「休眠預金」と聞くと、もう引き出しができないように感じられますが、休眠預金に入ったあとも金融機関で一定の手続きを行うことで引き出しが行えます。
引き出しの手続きに期限はなく、休眠預金に入っている間の預金利息もきちんと支払われる仕組みです。
休眠預金の引き出し手続きは窓口で行う
休眠預金はいつでも引き出しが可能ですが、ATMでは引き出しができず、店頭窓口にて手続きを行う必要があります。
引き出しの手続きは銀行によって異なりますが、本人確認を行ったうえで引き出しに対応するため、通常の出金手続きよりも時間がかかることがほとんどです。
休眠預金の手続きを行う際は、時間に余裕を持って訪れるとよいでしょう。
また、中には合併などで金融機関の名称が変わっているケースもあります。
その場合は、取引を引き継いでいる金融機関にて手続きを行ってください。
休眠預金の手続きに必要なもの
休眠預金の引き出し手続きに必要なものは、主に下記の通りです。
- 通帳・キャッシュカード
- 届出印
- 運転免許証などの本人確認書類
ただし、旧姓の口座については、旧姓と現在の姓が確認できる戸籍謄本などが求められる場合もあります。
くわしくは取引のある金融機関にたずねてみましょう。
休眠預金になっているかは金融機関に確認しよう
金融機関からの通知を受け取れなければ、いつの間にか休眠預金になっていることも珍しくありません。
「しばらく使っていない預金がある」という場合は、休眠預金になっていないか金融機関にたずねてみることがおすすめです。
また、金融機関からのお知らせをきちんと受け取るためにも、住所や氏名などはきちんと変更手続きを行うようにしましょう。
参考資料
椿 慧理