国の調査ではどのような結果になっている?いろんな統計をチェックしてみよう

株式会社MS-Japanは、人材サービスに登録したミドル世代を対象に調査を実施しました。

それでは、幅広い業種・年代・雇用形態の人々を対象としている国の調査ではどのような結果になっているのでしょうか?

今回は国税庁が発表している年齢別の平均給与と、総務省統計局が実施している家計調査の地方別平均年収を紹介します。

国税庁の統計データで「年齢層別の平均年収」をチェック

国税庁では、2023年9月27日に「令和4年分 民間給与実態統計調査」を公表しました。

こちらから一部を抜粋して、年齢層別の平均年収をまとめた表を作成してみました。

株式会社MS-Japanの調査でミドル世代と定義されている30~49歳の平均年収のみを抽出すると、国税庁が発表している情報におけるミドル世代の平均年収は、400万円~500万円強となります。

税金や保険料などを差し引くと、手取り年収は375万~425万円くらいです。

一人暮らしならある程度生活できそうなものの、家族を養うと厳しいという家庭も一定数出てきます。

ただし、国税庁の資料はあくまでも給与所得者を対象としており、さらに非正規雇用も含まれている点に注意が必要です。