8割が「親の施設入居は親の資産を当てにしている」けれど

「誰のお金を使う?」親の介護施設入居の費用

  • 親の現預金、金融資産、年金から支払い、足りなければ自分が負担する:55.4%
  • 親の現預金、金融資産、年金から支払い、足りなければ親の家を売却する:30.5%
  • 自分が負担する:8.6%
  • その他:5.4%

家族信託サービスを提供する株式会社ファミトラが行った「親の老後のお金調査」によると、8割の人が「親の介護施設入居には親の資産をあてにしている」という結果に。

その一方で、約8割の人が親の預金額を知らず、約9割の人が親名義の不動産は売却できなくなる可能性に備えて対策をとっていないことも報告されています。

介護費用は、まずは「親自身のお金から出してもらう」心構えが大切です。子ども世代が資産を崩してまかなったり、介護離職を選択したりすることは極力避けたほうが良いでしょう。

「要介護」は突然訪れることも少なくありません。親が元気なうちに、還暦や定年退職などの自然なタイミングで、将来の介護やお金のことについて話し合う時間が持てると良いですね。