固体電池とは
「固体電池技術」は、2023年6月にニュース等で報道されている。
それはトヨタ自動車株式会社(東証プライム、7203)が次世代バッテリーとして「全固体電池」の開発を進めていると公表したからである。
全固体電池とは、陽極と陰極間を無機系固体電解質が担う電池である。
「固体電池(半固体電池)」は、「全固体電池」とは別ものであり、有機系固体電解質や液体電解質を使うものである。
しかしながら、リチウムイオン電池より進化しており、固体電池には多くのメリットがある。
ヨシノパワージャパンの固体電池を使用したポータブル電源
ヨシノパワージャパンの固体電池ポータブル電源には以下の特徴がある。
- 固体電池の特性である「安全性」
- 「高エネルギー密度」
- 「小型・軽量化」
- 「バッテリー寿命の向上」
具体的には、従来のリチウムイオン電池と比較し、約2.5倍のエネルギー密度を持ち、バッテリー寿命も2500回以上の充放電に耐えることができる。
また固体電池は不燃性であるため発火する恐れが限りなく低く、より安全に製品を使用できる。
従来のリチウムイオン電池採用のポータブル電源とは一線を画す製品となっている。
本製品は、キャンプをはじめとしたアウトドアシーンや災害時等の電気が使用できない環境下で、快適に電子機器や家電製品の利用を可能にする。
災害の多い日本だからこそ、より安全な固体電池ポータブル電源を身近なところに保管して、いざという時に備えたい。
ヨシノパワージャパンの固体電池ポータブル電源のラインナップ
今回リリースする製品(固体電池ポータブル電源)は
- B300 SST
- B600 SST
- B2000 SST
- B3300 SST
の4種類で、商品型番にある数字は定格出力を示し、300Wから3300Wまでの電子機器が利用可能である。
使用例としては、以下のとおりである。
- 「B300 SST」:スマートフォンの満充電が最大で約17回、小型冷蔵庫が6時間使用可能
- 「B3300 SST」:スマートフォンの満充電が最大で約186回、小型冷蔵庫が2.5日使用可能