住宅ローンを検討中という方も多いのではないでしょうか。
検討しなければならないのが、金利タイプ。
変動金利や固定金利など、それぞれメリットとデメリットがあるので慎重に比較検討したいものです。
今回は、住宅ローンについて、世帯年収と利用した金利タイプの割合を住宅支援機構のデータをもとに解説していきます。
当記事を参考に住宅ローンを検討してみてください。
1. 世帯年収と利用した金利タイプの割合
2023年6月30日に住宅支援機構が公開した、住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)】によると、世帯年収と利用した金利タイプの割合は以下のようになっています。
1.1 年収400万円以下
- 変動型:6.3%
- 固定期間選択型:10.9%
- 全期間固定型:7.9%
1.2 年収600万円以下
- 変動型:24.2%
- 固定期間選択型:28.4%
- 全期間固定型:34.3%
1.3 年収800万円以下
- 変動型:27.4%
- 固定期間選択型:24.4%
- 全期間固定型:23.6%
1.4 年収1000万円以下
- 変動型:21.8%
- 固定期間選択型:15.6%
- 全期間固定型:10.7%
1.5 年収1500万円以下
- 変動型:15.1%
- 固定期間選択型:14.5%
- 全期間固定型:18.6%
1.6 年収1500万円超
- 変動型:5.2%
- 固定期間選択型:6.2%
- 全期間固定型:5.0%
2. 世帯年収と利用した金利タイプの割合の特徴
変動型の利用者は世帯年収が600万円超~800万円以下が最も多くなっています。
また、固定期間選択型や全期間固定型の利用者は、世帯年収400万円超~600万円以下が最も多くなっていることがわかります。
住宅ローンを検討していくなかで、参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
藤原 悠喜