象印マホービンの製品区分別の売上高
同社の製品は、「調理家電製品」「リビング製品」「生活家電製品」「その他製品」に区分できる。
象印マホービンの「調理家電製品」
「調理家電製品」には、炊飯調理(炊飯器)、湯沸調理(電気ポット・ケトル)、電気調理(ホットプレート、オーブントースター)、レンジ調理(オーブンレンジ)が含まれる。
【国内売上高】:前年同期比▲4.2%の284億3500万円
- 炊飯調理:炊飯器が苦戦
- 湯沸調理:電気ポットは低調の一方、電気ケトルは好調に推移
- 電気調理器具:ホットプレートやオーブントースターは市場縮小が続き販売が低調
- レンジ調理:新規カテゴリ商品のオーブンレンジ「EVERINO(エブリノ)」は売上増加に寄与
【海外売上高】:前年同期比+0.8%の157億2700万円
北米と東南アジアで炊飯器が好調であったが、中国や東南アジアで電気ポットなどが低調となった。
北中南米は前年同期比+12.4%と好調であったが、アジアが前年同期比▲8.4%、とりわけ中国は前年同期比▲17.3%と振るわなかった。
以上より、「調理家電製品」売上高は、前年同期比▲2.5%の441億6300万円となった。