仕事は一人でできるものではありません。チームで動くことが必要なケースも多いでしょう。今回はどういったポイントに気を付ければチームにとってスペシャルではなくとも、少なくとも”使えないヤツ”とは思われないかを見ていきましょう。
【その1】記憶する工夫をする
複数のチームでプロジェクトを進める際には、打ち合わせでどのようなことが決まったのか、あるいは決まっていないのかの共通認識を持つことが大切です。もちろん議事録やログなどを活用することもありますが、いつでもそうした資料を遡って確認する余裕があるというわけでもありません。
そこで重要なのは「記憶していること」です。必ずしもメモを取る必要はありませんが、仕事ができる人は、すべては記憶していないにせよ、ポイントを外さずに記憶していることが多いのではないでしょうか。
メモ魔が身近にいるという場合もあるでしょうし、中にはメモを取ることを軽く見る人もいるでしょう。しかし、実際にやってみると継続的にメモを取るのは難しい作業です。ただ、上手にメモを取る人の中にはユニークな方法を実践している人もいます。
外資系企業で勤務経験のあるA氏は言います。
「以前勤務していた会社の同僚に、欧州のビジネススクールでMBAを取得し、日本語もペラペラの優秀な外国人がいたのですが、メモがスケッチなんですよね。一見すると絵のように見えます。驚きました」
最近では「マインドマップ」のような発想をまとめる方法がありますが、A氏によればメモ自体がマインドマップのようになっていて、その絵を見ながら話のポイントを思い出していたといいます。
記憶の仕方は様々ですが、いずれにしても記憶をさっと呼び起こせる人は重宝がられるということはあるのではないでしょうか。
【その2】話の内容をまとめる努力をする
打ち合わせも長時間になると、何を決めて、何を次までに宿題として考えるかという状況になります。
前出のA氏によれば、「会議ではこれといったアイデアが出なかった人物も、打ち合わせが終わるころになると、『今回の決まりごとは以下の通りです。担当者は誰で、次回の会議までには何を決めてきてください』と急に仕切りだすんですね。目立つのが上手な人がいるものです(笑)。とはいえ、そうしてうまくまとめてくれると次までの論点がはっきりするので助かります」
打ち合わせ時に話された様々なポイントを、俯瞰してまとめるのも一つの重要な役割でしょう。必ずしも有益なアイデアを出さなくとも、チーム内の役割として認められる要素だと言えるのではないでしょうか。
【その3】コミュニケーションを取る努力をする
テクノロジーの進展に伴い、社内のコミュニケーションもこれまでの対面や電話から、グループウェアなどの利用へと変わりつつあります。そうしたツールの活用は、お互いの時間の使い方を効率化させる一方で、摩擦を生む原因にもなっているようです。
テレワーク主体でグループウェアを活用する企業に勤務するB氏は言います。
「グループウェアは便利なのですが、言葉足らずというのでしょうか。グループウェア上で言い合いや喧嘩に近いような状況を見ることが時折あります。文字で残るので、読み返すと心が痛くなります。直接話をすればそこまで話がこじれないだろうにとも思います」
コミュニケーションが取りにくい人物と思われてしまうと、それだけで損をするというのは仕事に限らないでしょう。直接仕事に関係しない会話が新たな仕事につながることはよくある話です。
まとめにかえて
ビジネスパーソンにとって、誰かにとってスペシャルであるというのは最も重要なことかもしれません。ただ、誰もが、いつでもスペシャルであるという状況というわけにはいかないでしょう。そうした場合には、どんな工夫や努力をすれば貢献できるのかを考えてみると、チームとしての運営がスムーズにいくのではないでしょうか。
LIMO編集部