植物本来の美しさが楽しめるのがナチュラルガーデンの魅力。

野趣あふれる雰囲気がある多年草・宿根草、また飾らない花姿が魅力のオールドローズなどナチュラルガーデンに取り入れたい植物はたくさんありますが、より秋らしさを演出したいときはグラス類を添えてみるのがオススメです。

そこで今回は秋のナチュラルガーデンに映えるグラス類を紹介します。上手に取り入れ、ワンランク上のオシャレなナチュラルガーデンを目指しましょう。

1. オススメ〈グラス類7選〉秋のナチュラルガーデンに映える!

1.1 フェスツカ・グラウカ

Rose Marinelli/shutterstock.com

植え付け適期:3~4月、10~11月

フェスツカ・グラウカは、グラス類の定番ともいえる存在。

シルバーブルーの細長い葉を放射状に伸ばし、庭や花壇にオシャレなアクセントを加えてくれます。耐寒性が非常に強く、極寒地以外なら屋外での越冬が可能です。

草丈20センチほどのコンパクトなものから50~60センチまで伸びる大型種まであるので、植えたい場所に合わせてチョイスしましょう。※参考価格:500~800円(3号ポット苗~5号鉢)

1.2 コキア

anpanhel/shutterstock.com

植え付け適期:7~9月

コキアには複数の品種がありますが、鑑賞用として多く流通しているのは丸いフォルムの草姿がカワイイ「ハナホウキギ(トリコフィラ)」という一年草。

春~晩夏は青々としたマリモのような姿が、秋になると真っ赤に紅葉する姿が楽しめますよ。

冬になると枯れてしまいますが、種を採取し翌春に植えつけると再びもこもこした草姿で楽しませてくれます。※参考価格:1000~2000円(5号鉢)