地中海の魅力あふれる南イタリアを舞台にした名作も

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明るい太陽と青い海が魅力的の南イタリアでも、さまざまな映画が撮影されました。近いところでは、007シリーズの『ノー・タイム・トゥー・ダイ』の撮影が行われたマテーラがあります。

バジリカータ州にある洞窟住居で知られるマテーラは、世界遺産のひとつ。夏に訪れると白い石の反射がまぶしいほどですが、秋から冬にかけての観光はおすすめです。

エンニオ・モリコーネの音楽が郷愁を感じさせてくれる『ニュー・シネマ・パラダイス』は、シチリア島が舞台。パレルモを中心に、シチリア島の各地で撮影されたといわれ、独特の乾いた空気がスクリーンからも伝わってきます。

1999年に公開された『リプリー』は、マット・デイモン、グウィネス・パルトロ―、ジュード・ロウというきら星のごとき俳優陣によって撮影された映画です。

地中海を舞台に繰り広げられたこちらの映画、イスキア島で多くのシーンが撮影されました。ナポリから行くことができるリゾート地・イスキア島は、温泉やスパでも知られており、優雅な休暇を過ごすことができます。

南イタリアでは、日本の映画も撮影されています。織田裕二さん主演の『アマルフィ 女神の報酬』は、かつての海洋都市だったアマルフィが舞台。鑑賞後もその風景が余韻に残る、美しい町です。

映画でより身近に感じるイタリア旅行!

イタリアのさまざまな風景は、映画関係者たちに愛されてきました。数々の名シーンも、イタリアの風景の中で生まれています。

映画の作品をガイドブックにすれば、より親しみを感じながらイタリアを楽しむことができます。名優たちが歩いたその場所を訪れることができたら、一生の思い出になることでしょう。

参考資料