中央アジアの5カ国中4カ国に渡航した

大きな話題を呼んだ、2冊の「地球の歩き方」。

@nixon1972vietさんに投稿した経緯について聞いてみると、「成田空港の書店で撮影しました。ロシア語を専攻していて、旧ソ連の各地域等について学んでいます。その中で中央アジアに興味を持ち実際に行ったことがあるので、思わず手に取ってしまいました」と話してくれました。

コメントの通り、中央アジアの国々の渡航経験を持つ@nixon1972vietさん。本にまとめられた5カ国の中では、トルクメニスタン以外の4カ国へ渡航。気になる治安については、安全だと感じたそう。

中央アジアの5カ国には世界遺産や風光明媚な観光地も

距離などの問題もあって、日本人があまり足を運ばない中央アジアの5カ国ですが、観光スポットは数多くあります。

古来からシルクロードの要衝であったウズベキスタンでは、青いタイルに彩られたモスクが建つ古都・サマルカンドのほか、ブハラ、ヒヴァ、シャフルサーブスといった世界遺産をうかがうことができます。

カザフスタンでは、首都・アスタナのシンボルタワー「バイテレク」やカスピ海とアラル海の間に広がるウスチュルト台地などが有名。

国土の90%を山岳地帯が占めるキルギスは、琵琶湖の約9倍の面積を有し、透明度はバイカル湖に次いで世界2位のイシク・クリ湖があり、避暑地として観光客の人気を集めています。

キルギスと同様に国土の約90%が山岳地帯のタジキスタンでは、世界有数の大氷河のほか、大小合わせて1300以上の湖があり、河川の総延長は28500kmです。美しい湖のイスカンダル・クルも有名。

中央アジア最大のメルブ遺跡など、数多くの遺跡が存在するトルクメニスタン。ダルヴァザにある、洞窟に貫通する形で崩落した天然ガス田の「地獄の門」があります。

いかがでしたでしょうか。今回は、書店で撮影された2冊の「地球の歩き方」について紹介しました。海外旅行での目的地に中央アジアの5カ国を選んでみるのも良いかもしれませんね。

参考資料

小野田 裕太