とある書店で撮影された、2冊の「地球の歩き方」を撮影した1枚がX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの@nixon1972vietさん。

当ポストは2023年9月26日時点で4000件を超えるいいねを集めており、「知名度やアクセスの良さってのは強いっすからね」「歩くのには広すぎるから」「シンガポールえぐい」と多くの反響が寄せられています。

※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください。

※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。

シンガポールと中央アジアの5カ国

「【右】1カ国 面積720k㎡ 【左】5カ国 面積400万k㎡」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。

そこに収められていたのは、書店で撮影された2冊の「地球の歩き方」です。

写真左はユーラシア大陸中央の内陸地帯にある、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、タジキスタンの5カ国。右の厚い本はシンガポールのみ。面積が大きく違うのに、ここまで差があるとは驚きですね。

世界的な観光スポットが多いシンガポール

出所:筆者作成

シンガポールはマレーシアの南に位置する島の都市国家で、世界的な金融センターとして有名です。

面積は東京23区よりもやや大きい720k㎡ですが、マーライオンパークやマリーナベイ・サンズ、セントーサ島などの世界的な観光スポットが多いのが特徴。

外務省が公表している「日本人が訪問している国・地域」ランキングを見ると、7位(88万4308人/2019年)にランクインしていることから、日本人にとって身近な海外旅行先と言えるでしょう。

一方、ユーラシア大陸中央の内陸地帯にある、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、タジキスタンは、豊かなエネルギー資源(石油、天然ガス、ウラン)や鉱物資源に恵まれた地域です。

治安は比較的安定しているものの、「外務省海外安全ホームページ」によると、危険度レベル2(不要不急の渡航中止)の地域も存在。日本人の旅行先としては、メジャーではありません。