ツルハホールディングスの当第1四半期連結販管費

人件費および光熱費が高騰しているなか、同社では人件費は前年同期比+7.0%、水道光熱費は前年同期比+27.3%となった。

しかしながら、地代家賃を前年同期比▲0.2%など販管費をコントロールすることで、販管費全体では前年同期比+8.3%に抑えている。

ツルハホールディングスの当第1四半期連結各段階利益

売上高の増加および販管費抑制により、

  • 営業利益:前年同期比+5.9%の141億300万円
  • 経常利益:前年同期比+6.3%の142億円
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:前年同期比+10.2%の82億6900万円

と、各段階利益は増益となっている。

なお、同社は、医薬品・化粧品等を中心とした物販事業の単一セグメントである。

ツルハホールディングスの業績予想

【図表2】

出所:株式会社ツルハホールディングス 2024年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

通期計画に対する各進捗率は、50%前後となっており、順調に推移している。

そのため、通期業績予想の修正はなく据え置いている。