【NHK朝ドラ・らんまん】「ムラサキカタバミ」の育て方

栽培環境

Teresa Otto/shutterstock.com

ムラサキカタバミは明るい場所を好みます。光が少ないと花が開きませんが、強い直射日光は苦手なため、適度な光の当たる場所がよいでしょう。

横に広がる性質があるのでグラウンドカバーとしても利用できますが、地植えにすると繁殖し過ぎることも。花壇に植えるより鉢植えにして、調整しながらコンパクトに育てるほうがオススメです。

水やり

乾燥を嫌うので、土壌にはほどよい湿度が必要です。地植えは雨水にまかせるだけでよいのですが、鉢植えにした場合はときどき水を与えましょう。

肥料

やせ地でも生育できるので、肥料を与えなくても大丈夫です。肥料を与えるとさらに勢力をまして、巨大化してしまうので扱いにくくなります。

ムラサキカタバミは可憐で身近な野草

淡い紫色の花とハート型の葉が愛らしいムラサキカタバミ。茎を折り葉と糸のような筋だけを引き抜いて、筋を絡めて引っ張り合う「草相撲」で遊んだ方も多いかもしれません。

繁殖力の強さから今では雑草という扱いになってしまいましたが、野に咲く花にまで愛情を注いだ牧野博士に思いを馳せながら、ムラサキカタバミを愛でたいものです。