クレジットカードを選ぶ基準として「ポイント経済圏」での使い勝手を重視する人も多いでしょう。
携帯電話のキャリア、銀行や証券口座、コード決済や電子マネーとの紐づけで、還元率を上手にアップできたらよいですね。
勢力図が変わるポイント経済圏でも存在感を発揮するひとつが「楽天経済圏」。今回は2023年11月に変わる楽天ポイントの計算方法について解説します。
【2023年請求分から】楽天ポイントの計算方法が変わる!
2023年11月の請求分から楽天ポイントの計算方法変更が変わることをご存知でしょうか。
楽天カード株式会社が2023年8月1日に公開した「楽天カード利用獲得ポイント計算方法変更のご案内」によると以下のように変更となります。
- 変更前:毎月のカードショッピングご利用金額合計に対して100円につき1ポイント
- 変更後:1回のカードショッピング(お買い物ごと)のご利用金額に対して100円につき1ポイント
仮に以下のように利用した場合を例にしてみます。
- ショップA:3980円
- ショップB:5980円
- ショップC:2650円
- ショップD:1110円
変更前、2023年10月以前の請求分については、利用金額の合計の金額が、1万3720円となるので137ポイントが貯まります。
ただし、変更後については、1回のカードショッピングの利用金額に対して100円につき1ポイントとなります。
- ショップA:3980円→39ポイント
- ショップB:5980円→59ポイント
- ショップC:2650円→26ポイント
- ショップD:1110円→11ポイント
合計で135ポイントが貯まります。
利用金額合計に対して100円につき1ポイントだったのが、1回のカードショッピング利用金額に対して100円につき1ポイントとなります。
楽天カードの基本のポイント還元率は1.0%と変わりませんが、計算方法が変更となるので覚えておきましょう。
まとめにかえて
キャッシュレス決済が普及するいま。ポイント経済圏のメリットを生かして「ポイ活」を上手に攻略できたら良いですね。
ポイント計算方法や付与率などの変更も、こまめにチェックしておきたいものです。
さらに、手持ちのカードいま何となく使っているクレジットカードやスマートフォン、金融機関のサービスは定期的に確認してみると良いでしょう。
ポイントサービスの連携による「お得な合わせ技」を使っていくことができれば、より付加価値の高いキャッシュレスライフに繋がっていくかもしれません。
参考資料
藤原 悠喜