LIMOが2022年9月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年9月9日)

広い庭がなくても手軽にガーデニングが楽しめる寄せ植え。丈夫で開花期間が長い植物を選ぶと、植え替える手間が省けて手入れが楽ちんです。

今回は初秋から冬までカワイイ花が楽しめる秋の寄せ植えを紹介します。

秋のイメージに合う植物の組み合わせ例も見ていきましょう。

1. 寄せ植えの手入れを楽ちんにするコツ

1.1 ■丈夫で花期が長い植物を選ぶ

寄せ植えした植物が枯れたり花が咲き終わったりすると、そのたびに植え替えなければいけません。できるだけ手入れを楽ちんにするためには、強い性質で花の咲く期間が長い品種を選ぶことがポイントです。

1.2 ■生育環境が同じタイプを選ぶ

太陽の光をタップリ欲しがるもの、反対に強い日差しが苦手なものなど、植物に適した生育環境は千差万別。ひとつの鉢で育てる寄せ植えでは、生育環境が同じような植物をいっしょに植えましょう。

1.3 ■草丈やボリュームを考慮する

植物がある程度生長したとき、背丈や株のボリュームがどれくらいになるのか、あらかじめチェックするのがオススメです。植え込んだときが完成形ではなく、日数が経ったときの姿を想像して植物の配置を決めましょう。

Xianghong Garrison/istockphoto.com

2. 秋の寄せ植え【パターンA】ぬくもりを感じる組み合わせ

2.1 ■ケイトウ×ビデンス×ポットマム

秋は暖かみのあるオレンジや黄色の寄せ植えがオススメ。秋らしいキク咲きの草花と手触りが優しいケイトウを組み合わせました。

2.2 ケイトウ

Valerii Maksimov/istockphoto.com

トサカのようなフォルムが個性的なケイトウ。従来種に加えて、近年ではコンパクトな穂を伸ばすソフトな印象の品種も登場し、寄せ植えのアクセントにピッタリです。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)

2.3 ビデンス

Penny Hicks/shutterstock.com

ビデンスは明るい黄色の花がカワイイ多年草。ウィンターコスモスとも呼ばれています。横に広がる矮性品種は前方に、背丈が高くなる品種は後方に植えるとよいでしょう。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

2.4 ポットマム

prwstd/istockphoto.com

キクを鉢植え用に品種改良したポットマム。矮性でこぢんまりと整い、手間いらずで元気に育ちます。カラーバリエーションが豊富で、花姿も八重やポンポン咲きなどさまざまです。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)