敬老の日・スポーツの日・勤労感謝の日など秋はさまざまな祝日があり、9~11月にかけては毎月1回以上3連休を取ることができます。

有休を上手に組み合わせると4連休以上にもできますし、涼しい気候になるので旅行にぴったりのシーズンです。

秋は食や紅葉をはじめ、旅行を楽しむ要素が盛りだくさんの季節とも言えます。「あの食材を食べてみたい!」「憧れのあの景色を今年こそ見に行きたい!」と考えている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、目的地への移動中から旅行気分を楽しめる関西の観光列車を7つ紹介!

どれも車窓からの眺めがよく、なかには車内で地元グルメを堪能できるものもあるので、2023年秋に関西への旅行を検討している方はぜひチェックしてみてください。

【関西の観光列車】近鉄 青の交響曲(シンフォニー)

出所:株式会社アニメイトホールディングスプレスリリース

青の交響曲(シンフォニー)は、関西5大私鉄のひとつである近鉄が運行する観光列車です。大阪阿部野橋駅から吉野駅までの約65kmを、約1時間20分で結びます。

「上質な大人旅」をコンセプトにしており、車両は濃紺色をベースにゴールドのラインをあしらい高級感が漂っています。

車内では地酒の飲み比べセット、奈良県産の食材をふんだんに使用したおつまみやカレー、スイーツなどを販売しており、食事メニューが充実しているのが魅力です。

毎週水曜日を除き1日2往復運行しているため、大阪~吉野(奈良)の日帰り旅行にも便利ですよ。

【関西の観光列車】近鉄 観光特急しまかぜ

Sh0.M/shutterstock.com

観光特急しまかぜも、近鉄が運行している観光列車です。大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅から賢島駅(三重県志摩市)までを結んでおり、2023年3月で運行開始10周年を迎えました。

伊勢志摩の海を思わせるライトブルー×ホワイトの外観はとても爽やか。車内ではシーフードピラフ・松阪牛カレー・松阪牛重など三重県のグルメを現地に着くより一足早く堪能できますよ。

座席は2列+1列の3列配置や3~4人用の個室があり、どのスペースも広々と使えます。伊勢市にも停車するため、伊勢神宮へのお参りに乗車するのもおすすめです。

【関西の観光列車】京都丹後鉄道 丹後くろまつ号

出所:産経新聞社プレスリリース

丹後くろまつ号は、京都府北部と兵庫県北部を中心に営業している京都丹後鉄道の観光列車です。丹後くろまつ号は、福知山駅から天橋立駅もしくは西舞鶴駅まで運行しています。

「レストラン列車」とも呼ばれており、食事に力を入れているのが注目ポイント。運行する時間帯に合わせ、地元食材を使用した和食のランチコースやスイーツコースを提供しています。

高級レストランを思わせる木目調の車内と、車窓から見える真っ青な日本海も魅力。予約制なので、公式サイトのチェックを忘れないようにしましょう。