LIMOが2022年9月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年9月22日)

秋から冬にかけて、北側の庭や周りを建物に囲まれた場所は日光が差し込まない時間が増えるようになります。

このような場所は、日陰でも育ちやすい植物をあらかじめ植えておくとガーデニングを楽しむことができますよ。

そこで今回は日陰に強いオススメの植物を紹介します。花が咲く品種なら日陰でも可愛らしい花を楽しむことが可能に。さっそくみていきましょう。

1. 日陰でも植物は育てられる!花が咲く品種も

庭の日当たりは季節とともに変化するもの。季節が冬へ移り変わるとともに太陽が低くなり、庭の日当たりが変化します。特に、周囲を建物に囲まれた場所だと日光が遮られ、植物の生育に影響が出る可能性があります。

何年か育てている植物であれば、その環境に適応して順調に生育していると考えられますが、季節の変化とともに環境が大きく変化する場所は、新たに苗を植える場合などは注意をする必要があります。

そもそも日当たりが悪い場所でのガーデニングはやりにくいもの。日当たりを好む一年草などは、日陰ではうまく育たない場合がほとんどです。

jlc_1988/istockphoto.com

このような場所にはあらかじめ、日陰でも育ちやすい植物を植えてみるのもオススメ。花が咲く品種もあるので、日当たりが悪い場所でも草花を育てることができます。

あらかじめ植物の種類を多く植えてみて、生き残った植物を大事に育ててみるのもよいかもしれません。

2. 日陰でもすくすく育つ。オススメ植物6選

2.1 ヤブラン(リリオペ)

c11yg/istockphoto.com

丈夫で手のかからないヤブランは、日陰でも問題なく育つ植物。夏から秋にかけて紫や白の可愛らしい花を咲かせ、日陰の庭に彩りを与えます。葉に白の筋が入った品種は庭を爽やかな印象に。

ヤブランは土壌の質を選ばないため、植栽にもよく利用されています。地植えの場合は植えっぱなしでも構いませんが、定期的にお世話をしてあげると、見た目がキレイに育ちます。古い葉は切り取ってあげましょう。

2.2 アジュガ

Ottochka/istockphoto.com

シソ科のアジュガは常緑の多年草。葉や花の色合いが美しく、庭に植えると大人っぽい雰囲気に仕上がります。

アジュガは寒さに強く、半日陰の場所でも生育が可能。ほふくするように広がって育つので、シェードガーデンのグラウンドカバーにもオススメです。

Anna Gratys/shutterstock.com

ピンクや紫の花、シックな濃い葉、斑入りの葉など種類も豊富。植え付け適期は、まさに今の時期で春には美しい花を楽しめるでしょう。