関西と関東の光熱費を比べてみよう!

生活費を節約する際、よく意識する項目のなかに光熱費が挙げられます。

誰もいない部屋の電気を消す、できるだけ調理工程を少なくしてガスの使用量を減らすなど、さまざまな対策方法がありますよね。

節約上手と言われる関西人は、光熱費を年間でどのくらいかけているのでしょうか?

関東の光熱費と全国平均を【図表1】にまとめました。

今回参考にしたのは、2022年に調査を行った家計調査「(品目分類)第6表都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり年間の品目別支出金額,購入数量(二人以上の世帯)」です。

電気代の出費は関西と関東でほとんど変わりませんが、使用量は関西の方が600kWhほど多い結果になりました。

昨今の情勢により、一部電気料金の改定が行われたことが影響しているのかもしれませんね。

また、都市ガスは電気代と同様に関西と関東でほとんど変わらず、ガス代とプロパンガスは関西の方が支出額が低い結果になりました。

灯油は、関東の方が使用量が多いぶん関西の方が支出額が低くなっている印象。

国土交通省が豪雪地帯に指定している地域は関西にも関東にもありますし、なぜここまで使用量の差があるのか気になるところです。

また、灯油18リットルあたりの値段が関西は2211円、関東は2246円なのも影響しているかもしれません(2023年9月4日あたり)。