台風が遠ざかると幾分暑さも和らぎますが、まだまだ暑い日が続いています。

以前は、「暑さ寒さも彼岸まで」と言っていましたが、どこまで暑さが続くのでしょうね。

まだまだ、暑さ対策は続けないといけません。

同じように現役世代も日々対策を続けないといけないのが、年金についてです。厚生年金と国民年金では、月額平均に9万以上の差があることをご存知でしょうか。

くわしく見ていきましょう。

1. 厚生年金と国民年金の年金額について

毎年1月に発表されている年金額のお知らせですが、今年も1月20日に厚生労働省より発表がありました。

物価の高騰もあり年金額は上昇しましたが、実は物価ほど上がっていません。

2023年度の新規裁定者(67歳以下の方)の年金額の例

出所:厚生労働省「令和5年度の年金額改定についてお知らせします」を元に筆者作成

※厚生年金については、平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算43万9000円))で40年間就職した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。

金額だけ聞いてもわかりづらい方に向けて、詳しく解説します。