NISA口座「今後も開設するつもりはない」も約4割
ちなみに今回のバイアンドホールド社の調査結果で「NISA口座を開設していない」と回答した2128人のうち、42%が「今後NISA口座を開設する意欲はない」と回答。
「ある」との回答が20%と低くなっている点にも言及しています。
とりわけ、積立投資は運用期間を長くとることで、リスク(※)が軽減し、リターンの安定にも繋がります。
子どもの教育費、自宅のリフォーム費用や老後資金など、ライフステージごとに訪れる大型出費。
運用期間を長くとれるミレニアル世代であれば、新NISAの「つみたて投資枠」を活用し、将来に向けた資産づくりのスタートを検討してみるのも一案です。
また、成長投資枠を活用した株式投資を通じて、消費者目線で株主優待を楽しんでみるのもよいでしょう。
※リスク:ここでは「値動きの振れ幅」を指します。
新NISAスタートまで、あと4カ月
通常の証券口座と異なり、NISA専用口座の開設が必要となる上、取扱商品のラインナップは金融機関によって差があります。
また自分に合う証券会社選びも、資産運用のモチベーションを上げる一つのポイント。スマホアプリの使いやすさや、クレジットカード決済時のポイント付与率なども判断基準の一つとなるかもしれません。
新しいNISAスタートまであと4カ月。
口座開設を検討している人や、取扱金融機関の変更を検討している人は早めに準備を進めておけると良いですね。
参考資料
吉沢 良子