新NISA「つみたて投資枠or成長投資枠」ミレニアル世代はどちらを選ぶ?

2024年1月、まさに大改正が待っているNISA制度。上手に活用して「人生100年時代」に向けた資産づくりを進めていきたいものです。

次に前設問でNISA口座を「開設している」と答えた872人の回答を見てみましょう。

新NISAが始まったらどうする?「つみたて投資枠or成長投資枠」

■設問■
「2024年から始まる新しいNISA制度では『つみたて投資枠(現つみたてNISA)』と『成長投資枠(現一般NISA)』の併用が可能になります。どのように対応しますか」

■回答■

  • 併用する:40%
  • つみたて投資枠のみ利用:26%
  • 成長投資枠のみ利用:4%
  • 未定:30%

「成長投資枠のみ利用」と答えた人は4%と少数派ですね。一方「併用する」「つみたて投資枠のみを利用」と回答した人は66.6%と約7割に。

一度に大きな金額を投資に回すのではなく、毎月コツコツと投資信託を積立購入していくスタイルに着目する人が多いことが分かります。

つみたて投資枠(現つみたてNISA)で扱う投資信託は、金融庁が利用者目線で厳選した投資信託。リスクや手数料が低く、長期・分散・積立投資向きとなっているので、投資ビギナーにも取り組みやすいかもしれません。

毎月の積立額は家計の状況と相談しながら決めていきましょう。預貯金や保険も含めた資産全体のバランスも、ぜひ意識しておきたいですね。