家を購入するにあたって、注文住宅か建売住宅かどちらにしようか悩む方も多いのではないでしょうか。

2023年8月31日に国土交通省が発表したデータによると、2023年7月の新設住宅着工戸数は6万8151戸で、前年の同月比で6.7%の減少となりました。

減少傾向にあるものの、ライフステージの変化とともに「マイホーム」を検討している方もいることでしょう。

注文住宅とは、間取りや仕様・設備などをすべて自分でプランニングできる自由度の高い家のこと。

自由度が高いとはいえ、どこまで自由に設計できるのか、建売住宅との違いは何かなど、知らない方も多いことでしょう。

そこで今回は、注文住宅の魅力にせまります。

建売住宅と比べたメリット・デメリットも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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注文住宅とは?

注文住宅には、すべての仕様を自分で選択するフルオーダー住宅と、ハウスメーカーの規格に合わせて一部の仕様をカスタマイズするセミオーダー住宅があります。

フルオーダー住宅

フルオーダーは文字通り、仕様や間取りはもちろん、床や壁、照明の配置などの細部にわたりすべて自分で決められるのが特徴。

ただし、すべての仕様を一から組み立てるのは、時間と労力を要し、打ち合わせの時間やコストがかかる傾向にあります。

「こだわりをすべて取り入れたオリジナルのマイホーム」を目指したい方におすすめです。

セミオーダー住宅

セミオーダーは、ある程度の間取りや仕様、素材の規格が決められているのが特徴。

規格に合わせて、一部をオリジナルにカスタマイズしていく考え方です。

選択肢が限られている分、フルオーダーに比べると仕入れ価格を抑えられるメリットもあります。

「こだわりたいところ」と「そうでもないところ」がある場合、セミオーダーであれば打ち合わせの負担を軽減しながら理想の家づくりが可能です。

「すべてをプランニングするのは難しそう」「ある程度規格が決まっている方が考えやすい」方には、セミオーダー住宅を選択してもよいでしょう。