3. 行先表示の確認は必須!巡回する便が意外と少ない大阪環状線
大阪環状線は、関東でいう山手線のような立ち位置の路線です。
しかし大阪環状線には他の路線の車両が何本も乗り入れているため、初めて関西を訪れた人は電光掲示板や電車の案内表示にいろんな地名が登場することに驚くことがあるようですよ。
特に、JR大阪駅の1番・2番ホームのカラフルな地面には衝撃を受けることも。行先ごとに整列できるよう並ぶ場所を色分けしているため、テーマパークのような賑やかな光景が見られます。
大阪環状線にはグルグルと巡回する便のほか、奈良方面・和歌山方面・関西空港方面・USJ方面へ向かう便も乗り入れています。時間帯によっては6割以上が大阪市外へ向かう便のため、行先表示の確認は必須です。
4. 地域間の移動に便利!「快速」の種類の豊富さ
関西の鉄道を利用しているとよく耳にするのが、「○○快速」という言葉です。京都と奈良を結ぶ「みやこ路快速」、大阪と和歌山を結ぶ「紀州路快速」、大阪と福知山(京都)を結ぶ「丹波路快速」などいろんな種類があります。
また、福井・滋賀・京都・大阪・兵庫の5府県の移動に便利な「新快速」の存在も見逃せません。新快速は最長で敦賀駅(福井県)から播州赤穂駅(兵庫県)までを結ぶ快速電車で、営業距離は275.5km!
最高速度は有料特急に匹敵する130km/hで、敦賀駅から播州赤穂駅までを4時間ほどで結びます。ちなみに、京都-大阪間を約30分、大阪-三宮(兵庫県神戸市)間を約20分で移動することが可能です。
発着数も充実しており、新快速の場合は多いと毎時間4本運行しています。関西をあちこち移動するときは、快速電車を使いこなしましょう!