春に咲くパンジー・ビオラの間から球根植物が咲いている花壇や寄せ植えを見たことがありませんか。
旺盛に生長してる草花のなかから、顔を出している球根植物は何とも不思議なものですが、これは草花と球根植物でダブルデッカー植えをしているためです。
そこで今回はパンジー・ビオラ&球根植物のダブルデッカー植えについて紹介します。さっそくみていきましょう。
「ダブルデッカー植え」とは?
ダブルデッカーとはイギリス名物でもある2階建てバスのこと。バスの2階建て構造のように、2層に花を植え付ける方法のことを「ダブルデッカー植え」と呼びます。
ダブルデッカー植えは植物の一体感が生まれやすく、ユニークながらも華やかな花壇や鉢になります。植え方や育て方に難しい点は無く、誰でもチャレンジできるので、みんなが楽しみやすい寄せ植えといえるでしょう。
球根植物にはチューリップ、スイセン、ムスカリ、クロッカス、スノードロップなど、草花にはパンジー・ビオラがダブルデッカー植えに、よく使われます。
両方とも秋から苗や球根が出回るので、植え付けの時期が合致しているのも組み合わせやすい理由のひとつです。開花時期が微妙にずれている植物を選べば、季節が変化するごとに雰囲気の異なる鉢を楽しめるでしょう。