【厚生年金と国民年金】年金一覧表から見る1歳刻みのシニア世代の年金額
次回の年金支給は10月13日までなし
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連日ニュースを賑やかせている物価高騰。電気代、ガソリン代、さらには卵の高騰にも頭を悩ませる家庭も多いことでしょう。
物価の高騰に合わせて、最近は節約術の話題もよく耳にします。
現代でさえここまで物価が高騰しているので、今の働く世代が老後を迎えた際には、さらなるインフレも覚悟しなければいけないかもしれません。
老後を過ごす上で、収入源となってくるのは年金です。
この年金が物価の高騰に対してどれくらい役立つのでしょうか。ここでは今のシニアが受給する年金について、1歳刻みでみていきたいと思います。
1.【老齢年金】国民年金と厚生年金のしくみをおさらい!
日本の公的年金には「国民年金(基礎年金)」と「厚生年金」があり、下記の図のとおり2階建て構造となっています。
上記の図のとおり、1階部分である国民年金には原則として、日本に住む20歳から60歳未満の方が加入します。みなさんも自動的に加入し、国民年金保険料の支払いが始まったかと思います。
そして2階部分にあたるのが厚生年金。こちらは主に、会社員や公務員などが上乗せとして加入する年金です。
国民年金の保険料は一律ですが、厚生年金は報酬比例制のためばらばらです。ちなみに、厚生年金保険料を支払っている場合は、別で国民年金保険料を支払う必要がありません。
そして将来受給できるのが、老齢基礎年金(国民年金)や老齢厚生年金です。
これらの年金額について、それぞれの平均額を年代別に見ていきましょう。
執筆者
明治学院大学卒、大手自動車部品メーカーを経て、2017年プルデンシャル生命保険株式会社に入社。6年間、個人・法人営業に携わり卓越した営業成績を残す。2019年には最年少営業管理職として採用や部下の育成に尽力し、社内研修ではパネラーに選抜される。表彰歴多数 。現在は個人向け資産運用のサポート業務に従事。漠然としたお金の相談に対して道を指し示すことを強みとしている。証券外務員1種を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)