大阪駅のカラフルな1・2番線ホーム
「絶対に利用者を間違えさせない」という強い意志を感じるのが、大阪駅の1・2番ホームです。どちらも、大阪環状線の乗り場として使われています。
ホームの足元に目を向けると、路線ごとに並ぶ位置と、降車する人用に空けておくスペースが色分けされています。赤やオレンジなど複数の色が使われており、とてもカラフルです。
1路線につき2列に並んで待てるようにするため、幅も広く設けられています。さらに路線名まできちんと記載されており、不慣れな人でも間違えないような工夫が随所に散りばめられています。
シンプルなタイルやアスファルトでできたホームを見慣れていると、初めて大阪駅の環状線ホームを訪れたときは「なんだこれ!」と驚くかもしれませんよ。
関西空港へ行こうとしたら和歌山方面へ
先ほど、大阪環状線には関西空港線と、和歌山方面へ向かう阪和線が乗り入れていることを紹介しました。実はこの関西空港線と阪和線、途中までは1つの電車として連結して運行しています。
環状線の範囲内と、環状線を出て少しの間は連結した状態で運行し、JR「日根野駅」で切り離しが行われてそれぞれの方面へと向かいます。
基本的には前より4両が関西空港、後ろより4両が和歌山方面の車両です。うたた寝をしていたら目的地と違う方面へ連れて行かれるケースもあるので、慣れない方は注意しましょう。
もし乗る車両を間違えていても、JR「日根野駅」では切り離し作業で少し時間がかかるため、そのタイミングで乗り換えればOKです!