大阪市内をグルグルと巡っている大阪環状線。大阪駅や人気観光スポット・大阪城の最寄り駅「大阪城公園」などに停車するため、地元民だけでなく旅行客も大勢利用している路線です。
関東でいうところの山手線のような存在の大阪環状線ですが、環状線だからこそよく見られる光景や、体験できることがたくさんあります。
そこで今回は、大阪環状線のあるあるネタを4つ紹介!地元の方は大阪環状線のことを思い出しながら、2023年夏に大阪への旅行を計画している方は環状線の様子を想像しながら読んでみてください。
「環状」と銘打っているが一周する便が意外と少ない
「環状」という言葉が入っていますし、山手線のようにほとんどの便がぐるぐる回っているのかと思いきや、大阪環状線はそうではありません。
大阪環状線には以下の4つの方面へ向かう電車も乗り入れており、乗る便を間違えると大阪府の外に連れて行かれる場合があります。
- 大和路線:奈良方面
- 阪和線:和歌山方面
- 関西空港線:関西空港方面
- JRゆめ咲線:USJ方面
上記の路線に加えて特急列車も通るため、環状線の範囲外である新大阪駅や京都駅まで行ってしまう可能性も。
地元の人や鉄道ファンの間では、環状線の範囲外に連れて行かれることを「環状線の遠心力で飛ばされる」と表現することもあります。
大阪駅の大阪環状線の時刻表を確認してみると、1時間につき各路線の電車が4本ずつ出発している時間帯がありました。慣れないうちは、電光掲示板やアナウンスの確認が欠かせませんね。
目的地と違う方面へ飛ばされないようにするには
山手線より高い確率で、循環していない電車に遭遇する大阪環状線。特に乗り慣れていない方は、乗る便を間違えて目的地と違う方面へ飛ばされないか不安ですよね。
ですが、ご安心ください。大阪環状線では確認を怠らない限り、乗り間違えが発生しないような案内がされています。
確認する箇所は、ホームの電光掲示板と車両に表示されている行先表示です。ぐるぐる循環している便は「大阪環状線」、奈良方面へ行く便は「奈良」などと表示されています。
さらに電車が駅に近づくと、ホームでは行先のアナウンスが流れます。自分が乗車する路線とその路線の行先が分かっていれば乗り間違えることはほとんどないので、まだ大阪環状線に乗った経験がない方もぜひ挑戦してみてください。