ソフトバンクG、2024年第1四半期決算。最終利益は3Qで赤字【日経平均採用銘柄】円安の影響大きく減収減益。ウィーワークは継続企業の前提に疑義

ソフトバンクのウィーワーク（WeWork Companies, Inc.）への投資

2023年8月８日（現地時間）、同社の投資先であるWeWork Companies, Inc.（以下「ウィーワーク」という）が事業継続能力（継続企業の前提、Going Concern）に疑義が生じている旨、発表した。

今後、同社への影響が想定される。

【図表3】

同社は、財務体質の健全性を保ちつつ、持続的成長に向けた積極的な事業展開と株主への利益還元を両立させることを基本方針としている。株主への利益還元のうち、剰余金配当は、中間配当と期末配当の2回実施することを原則としている。

配当予想は据え置き、1株当たり年間配当額は前期と同額の44円を予想する。

2024年3月期第1四半期連結決算の発表前となる、2023年8月8日の終値は7022円であった。

年初来高値は、2023年7月31日の7292円である。

当第1四半期連結決算の発表を受けて、2023年8月9日は反落し、終値は前日より220円安の6802円となった。

石川貴康