注文住宅の失敗例4. 天窓の位置が悪く日差しが強すぎる
ご夫婦は、日中に電気を使わなくていいように天窓をつけました。
しかし、思ったよりも日差しが強すぎたため後悔したそうです。
「天窓を付けたのですが、天窓から強い日差しが入ってくるようになり眩しいと感じます。天窓を作らなければ良かったというのが後悔ポイントです」と奥さまは話します。
天窓には、以下のようなメリットがあります。
- 部屋が明るくなる
- 風通しがよくなる
- 節電効果がある
- 部屋がお洒落に見える
一方で、以下のようなデメリットもあるため、家の向きや天井の高さなどによっては不便な点も多いでしょう。
- 日差しが強くまぶしい
- 雨漏れの可能性がある
- 掃除が難しい
太陽光が入りやすい南側ではなく、太陽光が入りにくい北側に天窓をつけることで、日差しが強すぎずやわらかな光を取り入れることが可能です。
さらに開閉式の天窓にすることで、風通しがよくなり効果的な換気ができます。
ぜひ参考にしてみてください。
注文住宅で後悔しないためには?(まとめ)
今回のご夫婦のように、コンパクト住宅を検討している方は多いでしょう。
コンパクト住宅は、一般的な住宅よりも低価格で建てることが可能です。
しかし価格を気にしすぎることで、今回のご夫婦のような失敗例を生み出す可能性もあります。
注文住宅で後悔しないためには、家づくりで「こだわるポイント」と「こだわらないポイント」をしっかり区別することが必要です。
こだわるポイントを欲張りすぎると予算オーバーになり、こだわらないポイントが多すぎると、家を建てて生活を始めてから後悔します。
ハウスメーカーとしっかり話し合い、理想の注文住宅を実現させましょう。
参考資料
- 総務省統計局「国勢調査 時系列データ 世帯人員の人数別一般世帯数」
- 日本トレンドリサーチ「【注文住宅】建てたことがある70.6%が、もし予算度外視だったら欲しかった設備や部屋が「ある」」
- 株式会社ロゴスホーム
岩井 佑樹